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レクサス エアロの選び方

レクサスのアフターパーツの中でも人気のエアロパーツ。
初心者の方にも安心して選んでいただけるよう、詳しく解説します。

01.車種の確認

エアロの装着確認で最も重要なのは適合確認です。
各車種はコンセプトに基づいて設計されボディ形状やデザインが異なり、特定の車種専用に設計されたエアロは他の車種には装着できません。

セダンタイプ

SUVタイプ

クーペタイプ

エアロ選びでは車種の確認が最も重要で、型式や車種情報をしっかりチェックし、適合条件に合ったものを選ぶことが必要です。例えば、レクサスRX用のエアロは、LSやNXには適合しません。また近い車種でも、RXとNXではバンパー形状や取付穴の位置が異なるため、装着できません。もし迷った場合は、専門店やメーカーに問い合わせください。

02.年式の確認

車種が同じだったとしても、年式が異なるとエアロは利用できません。それは、年式によって車両のバンパー形状が異なるからです。年式はその車両が初めて運輸支局や軽自動車検査協会に登録された年(初度登録年)となります。車検証の「初度登録年月」または「初度検査年月」で確認できます。

LEXUS RX F SPORT MC Before

LEXUS RX F SPORT,300 < MC Before 25.10-29.7>

LEXUS RX F SPORT MC After

LEXUS RX F SPORT,300 < MC After 29.8->

例えば、レクサスRX 300(AGL20・25)バージョンL後期R1/8-は令和1年8月以降対応を意味します。

※初年度登録がR3/8にフルモデルチェンジされた場合でも、車検証の登録日と実際の車両の変更時期にズレがあるため、フルモデルチェンジやマイナーチェンジ付近の車には注意が必要です。

03.マイナー前後の確認

ただしくは「マイナーチェンジ前後」の意味となりますが、業界では「マイナー前後」という言葉を使用します。
同じエンジン型式のレクサスLSでも、マイナー前後でバンパー形状が変わることがあるため注意が必要です。

レクサスLS 40系 1型
レクサスLS 40系 1型2006年~2009年
初代LS40系は、エレガントで先進的なデザインが特徴で、フロントのグリルデザインやLEDテールランプが特徴的です。
レクサスLS 40系 2型
レクサスLS 40系 2型2009年~2012年
フロントバンパーやグリルのデザインが若干変更され、よりシャープで力強い印象を与えるようになりました。LEDヘッドライトのデザインも変わり、より現代的な印象を与えます。
レクサスLS 40系 3型
レクサスLS 40系 3型2012年~2017年
フロントバンパーやヘッドライトがさらにシャープに、またよりダイナミックな印象を与えるようにデザインが刷新されました。特にヘッドライトの形状が変更され、より洗練された印象となっています。

マイナーチェンジは頻繁に行われており、レクサスLS40系はデザインのマイナーチェンジが2回行われ、前期・中期・後期、または1型・2型・3型と呼ばれるようになりました。一見同じように見えますが、カーブのデザインに違いがあります。マイナー前後の見分け方は車検証ではわからないためデザインで判断します。テールランプのデザインが異なることが多いため、テールランプで見分けるのも一つの方法です。
ご自身の車両がマイナー前後のものかはっきりと分からない場合は、写真を送っていただければ判定可能です。お気軽にお問い合わせください。

04.エンジン型式の確認

数字とアルファベットで書かれたもので、例えば「UCF30」のように記述されます。「20クラウン」の「20」はエンジン型式を表しており、年式よりも車を示す際に一般的に使用されます。

EXECUTIVE LINE LS 460/600h F SPORT

EXECUTIVE LINE
LS 460/600h F SPORT

USF40/UVF45
H24.10~H29.10

「型式はどこで調べるの?」と疑問を持っている方も多いのではないでしょうか?型式を簡単に調べる方法は3つあります。

車検証 車検証の上部から4段目の左側に「型式」の項目がある。
コーションプレート 車体番号や車両の色などの情報が刻印されている小さい金属製の板。エンジンルームの中やドアの柱部分に取り付けられている。
エンジン本体 シリンダーブロックやファンケース側面、リコイルスターター部などに打刻されている。

型式はこれらの方法で調べられますが、車検証やコーションプレートがない場合は、自動車メーカーや販売店に問い合わせると教えてもらえることもあります。正確な型式を把握してからエアロを購入しましょう。

05.グレードの確認

グレードごとに異なる仕様が以下のような形で適合に影響します。そのため、同じ車種でもグレードが異なるとエアロが装着できないケースがあります。また、エアロメーカーの適合表に「バージョンL専用」「Fスポーツ不可」などの記載がある場合、該当するグレード以外は装着できないことがあります。

実際のレクサス車のグレード例

以下に、いくつかの主要なレクサス車種とそのグレード例を挙げます。

LS RX NX UX
LS
RX
NX
UX
  • LS500 エグゼクティブ
  • LS500h Fスポーツ
  • LS500h バージョンL
  • RX350 バージョンL
  • RX450h Fスポーツ
  • RX500h Fスポーツ
  • NX250 エレガンス
  • NX350h バージョンL
  • NX450h+ Fスポーツ
  • UX200 バージョンC
  • UX250h Fスポーツ
  • UX250h バージョンL

グレードが適合に影響する理由

グレードごとに異なる仕様が以下のような形で適合に影響します。

バンパー形状の違い 上位グレードではバンパーに装飾パーツ(モールやクロームパーツ)が追加されている場合がある。
センサーやカメラの位置 特定のグレードには駐車アシストセンサーやカメラが装着されており、それらの配置がエアロの形状に影響することがある。
エンジン仕様による差異 ハイブリッドモデルやスポーツグレード(例:Fスポーツ)は、冷却性能やエアフローを考慮した形状が異なる場合がある。

06.逆輸入車への対応

稀に逆輸入車のオーナーの方がいらっしゃいます。逆輸入車とは、日本国内の自動車メーカーが海外向けに製造した車両を再輸入したものです。並行輸入車とも呼ばれ、正規ディーラーを介せずに、一般の輸入業者や個人によって輸入され販売された車両です。逆輸入車はメーカーも適合確認がとれていないため適合不可と考えていただき、お客様の方で加工するなどしてお取り付けいただく必要がある場合があります。

07.セットか単品かの選択

現在の車両のデザインや、取り付け後の仕上がりをイメージしましょう。特に単品購入の場合、他のパーツとの調和を意識することが重要です。
以下にそれぞれのメリットのポイントをまとめました。

セット品 車両全体のバランスを考慮した一式。
1パーツあたりが割安で手に入る。
統一感のあるデザインになり、完成度が高い仕上がり。
一度にカスタムが完了する。
単品 特定の部分を変更したい場合に便利。
必要なパーツだけ購入するため、コストを抑えられる。
部分的な目的に応じてカスタムが可能。
一度の出費を抑えることができる。

※セット品のデモカー写真にご注意ください。
多くのエアロメーカーのデモカーはフルセットで装着されている写真が掲載されており、単品購入では同じ仕上がりにならない場合があります。

※単品購入時の高さの確認をしてください。
フロントバンパーを単品で変更した場合、サイドステップやリアバンパーと高さが合わないことがあります。特に車高を下げている車両の場合、不自然に見えることがあるため注意が必要です。

08.バンパータイプかハーフタイプかの判断

エアロには、バンパータイプとハーフタイプ(アンダータイプ)の2種類があります。
バンパータイプは純正バンパーを丸ごと交換するため装着が難しいですが、デザインを大きく変えることができます。
ハーフタイプ(アンダータイプ)は純正バンパーに被せるか、下に装着するもので、比較的簡単に装着でき、個人でも取り付け可能です。初めてエアロを変更する方には安心で、純正とは違うさりげないおしゃれを楽しめます。

09.塗装・取り付け方法の検討

バンパータイプとハーフタイプで分かれますが、バンパータイプのエアロのほとんどは未塗装状態で届きます。FRPやABS樹脂、そのままの色です。稀にバンパータイプでも塗装ありの設定のエアロがありますが、ボディー側の色が変色しているなど色の違いが出る場合があるので、バンパータイプは未塗装品で原色に合わせて塗装をされることをお勧めします。
一方、ハーフタイプのエアロは塗装をしているものも多いです。もちろん純正ボディと色の違いがでる可能性はありますが、ハーフタイプのため面積が小さく、色の差がそれほど目立たないので塗装済みでも安心です。塗装済みのメリットとしては塗装代を抑えられることになります。「未塗装品+別途塗装」と「塗装済み品」では価格が大きく変わります。

10.その他必要なものを確認

特にフルバンパータイプのエアロの場合ですが、フォグランプを別車種の純正品を使用する場合があります。商品ページにあるデモカーのようにする場合には、別途必要な部品がないかご確認ください。フォグランプ以外に、LEDマーカーやグリルなども必要になる場合があります。

適合条件やエアロの種類を理解したら、あとは商品を購入するだけです。
IMC SHOPでは車種・年式ごとにエアロを紹介しておりますので、以下のリンクからお客様の車両のページをご確認いただきエアロをお選びください。