エアロによっては、塗装済設定もあります

先日、この記事を投稿しました。

塗装済エアロの ココが危険

この記事でもお伝えしていますが、エアロによっては、塗装済設定のあるエアロもあります。塗装済設定の有無の一つの重要なポイントとして、エアロの素材が挙げられます。

最も多いアフターパーツのエアロの素材は、FRPとなります。FRPとは、Fiber Reinforced Plasticsの略であり、プラスチックにガラス素材を混ぜて強度を高めた素材を言います。以下のようなメリットがあり、エアロパーツに利用されます。

・成形がしやすい

・コストが安い

・金属よりも比強度が高く軽量化が可能

・腐食しにくい

・補修が簡単

実際、エアロ商品が届いてから、補修や加工が必要になりますが、その際の加工がFRPだから行いやすくなっています。

ただ、FRP製エアロの場合、未塗装設定しかないエアロがほとんどです。その理由としては、チリ合わせ・仮合わせが基本的に必要になるため、万一、合わなかった場合のリスクがあることなどが言えます。※ハーフタイプのエアロだと、ズレがそこまで生じないということで、塗装済設定があります。

メーカーによっては、塗装済設定のエアロもあります。例えば、このような商品です。

http://www.imcshop.com/prius/aero/1010011005.htm

http://www.imcshop.com/lexus/aero/1010190360.htm

これらのエアロは、ほとんどの場合、素材としてABSかアクリルとなります。ABSやアクリルの場合、FRPと製造方法が異なりチリ合わせ等の可能性が少なくなるようです。そこで、塗装済で出しても安心という理由があります。

ただ、塗装済設定でも、現車との色味はどうしても若干、違いがでる可能性はあります。それは、塗装済エアロの ココが危険でも説明したように、経年劣化による色の違い、また、そもそも純正バンパーでも、色味が異なるためです。

と言っても、弊社で過去に販売した塗装済設定の商品は多くありますが、色が違うというお客様の声を頂いたことは無いので、かなり純正バンパーに近い状態になっていると思います。

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